大阪狭山市、富田林市、河内長野市にお住いの皆様こんにちは！金剛駅前にある、こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科です🦷✨
【子どもの歯の生え変わりが遅い？】心配しすぎないために知っておきたいポイントと今後の対処法
「うちの子、まだ乳歯が抜けていないけど大丈夫かな…」
「同じ年の子はもう大人の歯が生えてきてるのに…」
子どもの歯の生え変わりの時期が遅いと、心配になる親御さんはとても多いです。
この記事では、子どもの歯の生え変わりが遅れていると感じたときに知っておきたい正常な範囲・よくある原因・今後の対応方法についてわかりやすく解説します。
■ 子どもの歯の生え変わり、平均的なスケジュールとは？
子どもの歯（乳歯）は、通常6歳前後から12歳頃までに永久歯に生え変わるのが一般的です。
以下が平均的な生え変わりのスケジュール：
-
6歳ごろ：下の前歯（中切歯）・奥歯（第一大臼歯）
-
7〜8歳ごろ：上の前歯（中切歯・側切歯）
-
9〜12歳ごろ：犬歯・小臼歯
-
12〜13歳ごろ：第二大臼歯
とはいえ、これはあくまで目安であり、1〜2年程度の個人差は珍しくありません。つまり、7歳でまだ乳歯が抜けていない、8歳で前歯がまだ生えてこない、といったケースも正常の範囲内です。
■ 生え変わりが遅れるよくある原因とは？
生え変わりが遅れている場合でも、ほとんどは問題のない自然な個人差によるものです。
考えられる主な理由は以下の通り：
-
個人の発育スピードの違い
歯の成長と体の成長には相関があります。体格が小さめの子や、発達がゆっくりな子は歯の生え変わりもゆっくりな傾向があります。 -
永久歯がまだ準備中
レントゲンを撮ると、あごの中に永久歯が控えていて、ただもう少し時間が必要なだけというケースもよくあります。 -
乳歯が抜けるタイミングがずれている
乳歯の根が溶けにくく、なかなか抜けないこともあります。 -
歯並びやあごのスペースの問題
あごのスペースが足りないと、永久歯が正しい位置に生えてこられないことも。
■ 永久歯が生えてこない場合は注意が必要？
まれに、**永久歯の「先天欠如（せんてんけつじょ）」**という状態があります。これは、生まれつき一部の永久歯が存在しないというもので、日本人の約10人に1人に見られるとされる比較的一般的な症状です。
もし9〜10歳を過ぎても乳歯が抜けず、レントゲンでも永久歯が確認できない場合は、この可能性も考えられます。
■ 歯医者さんに相談するタイミング
以下のような場合は、一度小児歯科やかかりつけ歯科医に相談するのがおすすめです：
-
明らかに左右で生え変わりのタイミングが大きく違う
-
永久歯がなかなか顔を出さない
-
永久歯が斜めに出てきた・変な方向に生えている
-
9歳を過ぎても前歯が乳歯のまま
相談といっても、いきなり治療が始まるわけではありません。レントゲンなどで様子を確認し、成長の様子を経過観察することがほとんどです。怖がらず、まずは診てもらうことが大切です。
■ 自宅でできること・気をつけたいこと
生え変わりが遅いときに、ご家庭でできることや注意点は以下の通り：
-
ぐらぐらの乳歯を無理に抜かない（自然に抜けるのを待つ）
-
歯並びや噛み合わせをよく観察して、違和感があればメモしておく
-
定期的に歯科検診を受ける（年に2〜3回が目安）
-
栄養バランスの良い食事を心がける（カルシウムやビタミンDは歯の発育に重要）
歯の生え変わりには、全身の健康状態や成長のスピードも関係しています。無理に介入するよりも、お子さんのペースを尊重しながら見守る姿勢が大切です。
■ まとめ：生え変わりの遅れは心配しすぎなくて大丈夫
子どもの歯の生え変わりが遅いと、周囲の子と比べて不安になることもあると思います。でも、生え変わりの時期には大きな個人差があるので、少しくらい遅れていても問題ないことがほとんどです。
不安な場合は、まずは気軽にご相談ください。親子で一緒に、お子さんのペースに合わせて歯の成長を見守っていけるといいですね☺
その他のブログはこちら📌金剛駅から徒歩1分の歯医者｜こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科
📍 こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科
📞 TEL：072-289-8148
⏰ 診療時間：9:00～18:00（休診日：木・日・祝）
