大阪狭山市のこうち歯科金剛おとなこども矯正歯科のブログ&コラム

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ブログ&コラム

子供のハート舌って何?

  • 赤ちゃん歯科

当院スタッフの子供が舌小帯短縮症でした😥

 

 

べ~っと舌を出すとハート型で、低位舌と言って舌が上顎につかずに下に下がったままでした。

低位舌をそのまま放置すると、歯並び、発音、呼吸、全身の健康にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。

 

 

歯並びや噛み合わせへの影響

  • 舌が下がった位置にあると、舌が上顎を支えられず、正しい歯列の形成が妨げられます。
  • 出っ歯や開咬(前歯が閉じない状態)などの歯並びの乱れが起こりやすくなります。
  • 舌で歯を押す癖(舌突出癖)がある場合、さらに噛み合わせが悪化します。

口呼吸の原因に

  • 舌が下がったままだと、口が常に半開きになりやすくなり、口呼吸が習慣化することがあります。
  • 口呼吸は以下のような影響を引き起こします:
    • 虫歯や歯周病のリスク増加(口が乾燥し、唾液の働きが弱くなるため)
    • 風邪やアレルギーの悪化(鼻で吸った空気を浄化する機能が使われないため)
    • いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になることも

正しい発音がしにくくなる

  • 舌が正しい位置(上顎の近く)にないと、発音に影響が出る場合があります。特に、「さ行」「た行」「ら行」など舌を使う音が不明瞭になりやすいです。
  • 子どもでは言語発達の遅れにつながることもあります。

 顎や顔の成長への影響

  • 舌が上顎を押さえ支える力が弱いため、上顎の骨が適切に成長せず、顎が狭くなることがあります。
  • 顎の発育不全は、顔つきが平らに見える、あるいは顎が後退したように見える原因になります。

全身の健康への影響

  • 舌の位置が低いことで正しい呼吸が妨げられると、酸素が不足し、集中力の低下疲れやすさにつながることがあります。
  • 特に睡眠時無呼吸症候群が発生すると、成長ホルモンの分泌が減少し、子どもの成長や健康に悪影響を与える可能性があります。

 食べ物を飲み込みにくくなる舌が下がった位置にあると、舌の動きが制限され、食べ物を正しく奥に送ることが難しくなります。

  • このため、飲み込みが遅い、または食事中によくむせるといった問題が起きることがあります。

 

子供の将来を考え、