当院スタッフの子供が舌小帯短縮症でした😥
べ~っと舌を出すとハート型で、低位舌と言って舌が上顎につかずに下に下がったままでした。
低位舌をそのまま放置すると、歯並び、発音、呼吸、全身の健康にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
歯並びや噛み合わせへの影響
- 舌が下がった位置にあると、舌が上顎を支えられず、正しい歯列の形成が妨げられます。
- 出っ歯や開咬(前歯が閉じない状態)などの歯並びの乱れが起こりやすくなります。
- 舌で歯を押す癖(舌突出癖)がある場合、さらに噛み合わせが悪化します。
口呼吸の原因に
- 舌が下がったままだと、口が常に半開きになりやすくなり、口呼吸が習慣化することがあります。
- 口呼吸は以下のような影響を引き起こします:
- 虫歯や歯周病のリスク増加(口が乾燥し、唾液の働きが弱くなるため)
- 風邪やアレルギーの悪化(鼻で吸った空気を浄化する機能が使われないため)
- いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になることも
正しい発音がしにくくなる
- 舌が正しい位置(上顎の近く)にないと、発音に影響が出る場合があります。特に、「さ行」「た行」「ら行」など舌を使う音が不明瞭になりやすいです。
- 子どもでは言語発達の遅れにつながることもあります。
顎や顔の成長への影響
- 舌が上顎を押さえ支える力が弱いため、上顎の骨が適切に成長せず、顎が狭くなることがあります。
- 顎の発育不全は、顔つきが平らに見える、あるいは顎が後退したように見える原因になります。
全身の健康への影響
- 舌の位置が低いことで正しい呼吸が妨げられると、酸素が不足し、集中力の低下や疲れやすさにつながることがあります。
- 特に睡眠時無呼吸症候群が発生すると、成長ホルモンの分泌が減少し、子どもの成長や健康に悪影響を与える可能性があります。
食べ物を飲み込みにくくなる舌が下がった位置にあると、舌の動きが制限され、食べ物を正しく奥に送ることが難しくなります。
- このため、飲み込みが遅い、または食事中によくむせるといった問題が起きることがあります。
子供の将来を考え、