大阪狭山市のこうち歯科金剛おとなこども矯正歯科のブログ＆コラム

大阪狭山市、富田林市、河内長野市にあるこうち歯科金剛おとなこども矯正歯科です。

笑気麻酔（しょうきますい）とは

**亜酸化窒素（N₂O）**という気体を吸入することで、リラックス効果や痛みの軽減を得られる麻酔方法です。

歯科治療や手術の際に、不安や恐怖心を和らげるために使われます。

笑気麻酔の特徴

✅ リラックス効果がある（ふわふわした感覚になる）
✅ 意識はある（全身麻酔とは違い、眠るわけではない）
✅ 痛みの感覚がやや鈍くなる
✅ 麻酔が切れるのが早い（吸入をやめるとすぐに回復）
✅ 注射が苦手な人に向いている

歯科での笑気麻酔の用途

以下のような人に適しています

• 歯科治療が怖い、緊張しやすい
• 嘔吐反射が強い（型取りや治療中に吐き気を感じる）
• 痛みや恐怖心を和らげたい
• 子どもの治療（泣いてしまう場合など）
• 親知らずの抜歯やインプラント手術などの外科処置

※ 強い痛みを取るためのものではないので、局所麻酔（注射）と併用することが一般的です。

笑気麻酔の流れ

1. 鼻マスクを装着し、笑気ガスを吸入
2. 約5分でリラックスした状態に（個人差あり）
3. 歯科治療を開始
4. 治療後、笑気を止めて酸素を吸入
5. 数分で通常の状態に戻る

笑気麻酔のメリット・デメリット

メリット

✅ 安全性が高い（全身麻酔とは違い、意識がある）
✅ 体への負担が少ない（副作用がほぼない）
✅ 治療後すぐに回復し、帰宅できる

デメリット

❌ 効果に個人差がある（効きにくい人もいる）
❌ 極度に不安が強い場合は、十分な効果を感じにくいことも

笑気麻酔が使えない人

• 妊娠中の人
• 呼吸器系の病気（ぜんそく・慢性気管支炎など）がある人
• 鼻づまりがひどい人（鼻で吸入するため）
• 重度のパニック障害や閉所恐怖症の人
• 笑気麻酔にアレルギーがある人

　笑気麻酔はリラックス効果があり、歯科治療の恐怖心を和らげるのに有効です。

　局所麻酔と併用することが多く、痛み自体を完全に消すわけではないです。

　治療後すぐに回復し、帰宅できるため、安全性が高く、歯科恐怖症や嘔吐反射が強い人におすすめです。

　治療に不安がある場合は、笑気麻酔を導入すると安心して受けていただけます！😊