大阪狭山市のこうち歯科金剛おとなこども矯正歯科のブログ&コラム

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ブログ&コラム

スポットって何?

  • 口呼吸

大阪狭山市、富田林市、河内長野市にお住いの皆様こんにちは!こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科です🦷✨

スポットについてお話します🎵

「スポット」とは、舌を置くべき正しい位置(舌位)を示すポイントで、**上顎の前歯のすぐ後ろの口蓋(こうがい、上あごの天井部分)**にあります。

具体的には、上顎の中切歯(前歯の中央2本)のすぐ後ろ、硬口蓋の前方にあたります。

「スポット」とは?上顎の正しい位置と歯科的な重要性

歯科医院で「舌はスポットに置きましょう」と言われたことはありませんか?この「スポット」とは、上顎の正しい位置に舌を置くためのポイントです。

正しい舌の位置は、歯並び・噛み合わせ・発音・呼吸に深く関係しており、健康な口腔環境を維持するためにとても重要です。

今回は、スポットの正しい位置や、舌の置き方が歯科的にどのような影響を与えるのかについて解説します。


スポットに舌を置くことのメリット

① 歯並び・噛み合わせの安定

  • 正しい舌の位置は、歯並びを整える自然な力になる
  • 舌が常に下がっていると、歯並びが崩れたり、開咬(前歯が噛み合わない状態)になるリスクが上がる

② 口呼吸を防ぎ、鼻呼吸を促す

  • 舌がスポットにあると、自然に口が閉じるため、鼻呼吸の習慣がつく
  • 口呼吸は虫歯や歯周病、口臭の原因にもなるため、スポットを意識することが大切

③ 正しい発音ができる

  • サ行・タ行・ラ行の発音は、舌が正しく動くことで明瞭になる
  • 舌が下がっていると、発音が不明瞭になることがある

④ 顎の発達をサポート

  • 舌が正しくスポットにあると、上顎が正常に成長し、噛み合わせが整いやすくなる
  • 舌が下がっていると、下顎が前に出る(反対咬合)や、口が開きやすくなる(開咬)などの問題が起こることがある

スポットに舌を置けていないとどうなる?

舌の位置が間違っていると、以下のような問題が起こる可能性があります。

歯並びが悪くなる(出っ歯・開咬・反対咬合)

口呼吸になり、風邪やアレルギーが悪化しやすい

発音が不明瞭になり、滑舌が悪くなる

顎の成長が正常に進まず、顔の形が崩れることがある


子どものうちからスポットを意識することが大切!

特に子どものうちは、舌の位置を意識することで歯並びや顎の成長に良い影響を与えることができます。

指しゃぶり・口呼吸の習慣がある場合は要注意!

乳幼児期から舌の位置を意識すると、将来の歯並びが整いやすい

当医院では、**MFT(口腔筋機能療法)**という舌や口周りの筋肉のトレーニングをご指導させていただいております。


舌の位置を正しくすることで、歯並びや呼吸、姿勢に良い影響を与えることができます。

普段の生活で少し意識するだけでも改善につながるので、ぜひ今日から「スポット」を意識し、健康な口元を目指しましょう!😊

📍 こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科

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