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唾液検査のRDテストとは?歯科での役割と重要性
近年、歯科医療では「予防」の重要性が高まり、虫歯や歯周病のリスクを事前に把握するための唾液検査が注目されています。
その中で「RDテスト(Resilience Detection Test)」という検査があります。
これは、唾液の性質を調べ、口腔内の健康状態を把握するための検査です。
今回は、RDテストの目的や検査方法、歯科での活用について解説します😆
RDテストとは?
RDテストは、唾液の緩衝能(かんしょうのう)を測定する検査です。
緩衝能とは、お口の中の酸を中和する力のことで、虫歯や歯周病のリスクを判断する重要な指標となります。
食事をすると、お口の中は酸性に傾きます。通常、唾液が酸を中和して歯を守りますが、この働きが弱いと虫歯になりやすくなるのです。
RDテストでは、唾液の中和能力を測定し、その人の虫歯リスクを評価します。
RDテストが必要な理由
① 虫歯のリスクを事前に把握できる
虫歯は**「細菌の数」×「糖の摂取頻度」×「唾液の質」**によって発生します。
RDテストを受けることで、自分の唾液がどの程度歯を守る力を持っているのかを知ることができ、虫歯予防の対策を立てやすくなります。
② 予防歯科の重要な指標になる
歯科治療は「削って詰める」から「予防する」時代へと変化しています。
RDテストを活用することで、一人ひとりに適した予防プランを立てることができ、将来的な虫歯や歯周病を防ぐことができます。
③ 唾液の状態を改善するヒントが得られる
もしRDテストで緩衝能が低いと判明した場合、生活習慣の改善やフッ素の活用、唾液分泌を促す方法など、具体的な対策をとることができます。
RDテストの結果と対策
① 緩衝能が高い場合(リスクが低い)
・唾液の力で酸がしっかり中和されており、虫歯になりにくい状態です。
・現状の口腔ケアを維持しつつ、定期的な検診を受けると良いでしょう。
② 緩衝能が普通の場合(リスクがややある)
・虫歯のリスクがそこまで高くないものの、食生活やケアの仕方によっては虫歯になる可能性があります。
・フッ素入りの歯磨き粉を使う、間食の回数を減らすなどの対策を検討すると良いでしょう。
③ 緩衝能が低い場合(リスクが高い)
・酸を中和する力が弱く、虫歯のリスクが高い状態です。
・食後に水を飲んで口の中の酸を洗い流す、唾液の分泌を促す食品(キシリトールガムなど)を摂る、歯科医院でフッ素塗布を受けるなどの対策が必要です。
RDテストを受けるべき人とは?
① 虫歯になりやすいと感じる人
「歯をしっかり磨いているのに虫歯ができる…」という方は、唾液の緩衝能が低い可能性があります。
② 予防歯科に力を入れたい人
虫歯や歯周病を未然に防ぎたい方は、RDテストを受けることで自分に合った予防法を見つけることができます。
③ 口が乾きやすい人
唾液の分泌量が少ないと、酸を中和する力が弱まり、虫歯リスクが高くなるため、RDテストで確認してみると良いでしょう。
早めの対策で、大切な歯を守っていきましょう!😊
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