大阪狭山市のこうち歯科金剛おとなこども矯正歯科のブログ&コラム

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反対咬合(受け口)治療は3歳から?

大阪狭山市、富田林市、河内長野市にお住いの皆様こんにちは!こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科です🦷✨

Ortodontinis treineris Myobrace – Dantistai

インファント装置とは?歯科での反対咬合(受け口)治療について解説

**反対咬合(受け口)**とは、下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせのことを指します。

乳幼児期(インファント期)に見られる反対咬合は、自然に治ることもありますが、3歳以降になっても改善しない場合は、早めの治療が推奨されます。

このような場合に使用されるのが、**「インファント装置」**と呼ばれる反対咬合の改善を目的とした装置です。

今回は、インファント装置の役割や特徴、治療の流れについて解説します。


インファント装置とは?

▶ インファント装置の目的

インファント装置は、乳歯列期(3~5歳頃)に使用するマウスピース型の装置で、主に以下の目的で使用されます。

下顎の成長を抑える → 下顎が過度に前に出るのを防ぐ

上顎の成長を促す → 上顎の発育をサポートする

舌の正しい動きを促す → 舌が下顎を押し出さないように訓練する

筋肉のバランスを整える → 口周りの筋肉を正常な働きに導く

▶ インファント装置の特徴

  • 取り外し可能なマウスピース型の装置
  • 主に就寝時に装着する
  • 痛みが少なく、負担が軽い
  • 乳歯列の時期(3~5歳頃)に適用

インファント装置は、矯正治療の中でも早期介入を目的としており、永久歯が生える前に反対咬合を改善することを目指します。


反対咬合にインファント装置が必要な理由

乳幼児の反対咬合には、自然に治るケースと治療が必要なケースがあります。

自然に治る可能性がある場合

  • まだ噛み合わせが不安定で、成長とともに正常な状態に戻る
  • 舌の使い方や口周りの筋肉の発達が進むことで改善する

治療が必要な場合

  • 3歳を過ぎても反対咬合が続いている
  • 家族に反対咬合の人がいる(遺伝的要因が強い)
  • 下顎の成長が著しく、上顎の成長が遅れている

インファント装置を使用することで、早期に適切な口腔環境を整え、将来的な矯正治療の負担を減らすことができます。


インファント装置のメリットとデメリット

✅ メリット

早期に反対咬合を改善できる

取り外し可能で痛みが少ない

将来的な矯正治療の負担を減らせる

舌の正しい動きを身につけることができる

❌ デメリット

装着を嫌がるお子さんもいる

毎晩しっかり装着しないと効果が出にくい

すべてのケースで必ず改善するわけではない

インファント装置は、継続して使用することが重要です。お子さんが嫌がる場合は、少しずつ慣れさせる工夫が必要になります。

 


インファント装置が向いているお子さん

✅ 3~5歳で反対咬合が続いている

✅ できるだけ早く反対咬合を改善したい

✅ 将来的な矯正治療の負担を減らしたい

✅ 舌の使い方や口周りの筋肉のバランスを整えたい

反対咬合を放置すると、永久歯列の反対咬合へと移行し、より高度な矯正治療が必要になることもあります。 そのため、早期にインファント装置を使用することで、自然な成長を促しながら噛み合わせを整えることができます。


お子さんの噛み合わせが気になる場合は、早めにご相談していただくことをおすすめします。

「いつか治るだろう」と放置せず、適切な時期に対策をすることが大切です!😊

 

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