大阪狭山市、富田林市、河内長野市にお住いの皆様こんにちは!こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科です🦷✨
臭い玉(膿栓)とは?歯科的な視点での原因と対策
「口の中から白い塊が出てきた…」「口臭が気になるけど原因がわからない」
そんな経験がある方は、それが**「臭い玉」(膿栓:のうせん)**かもしれません。
臭い玉は、のどの奥(扁桃)にできる白い塊で、強い悪臭を放つことがあります。
今回は、臭い玉ができる原因と、歯科的な視点での予防・対策方法について解説します。
1. 臭い玉(膿栓)とは?
臭い玉(膿栓)とは、扁桃腺のくぼみに溜まる白や黄白色の塊のことです。正式には「膿栓(のうせん)」と呼ばれます。
✅ 臭い玉の特徴
- 口の中から 白や黄色っぽい小さな塊 が出てくる
- 指で潰すと 強烈な悪臭 がする
- 喉の奥(扁桃)のくぼみに詰まっていることが多い
- 口臭の原因 になることがある
主に扁桃腺にある小さなくぼみ(陰窩:いんか)に、細菌や食べかす、粘液が溜まって形成されます。
2. 臭い玉の原因は?歯科との関係
臭い玉はのど(扁桃)にできるものですが、口腔環境とも深い関係があります。 以下のような要因が臭い玉を作る原因になります。
① 口腔内の細菌や汚れ(歯科的な関係)
✅ 歯磨き不足や舌苔(ぜったい)
- 歯の汚れや舌の表面についた白い苔(舌苔)が細菌の温床になり、臭い玉ができやすくなる。
- 特に舌の奥に汚れが溜まると、臭い玉の原因になることが多い。
✅ 歯周病
- 歯周病があると口の中の細菌が増え、それがのどに流れ込むことで臭い玉ができやすくなる。
✅ 口呼吸
- 口呼吸によって口の中やのどが乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、臭い玉の発生につながる。
② 扁桃腺のくぼみ(陰窩)が深い
- 生まれつき扁桃腺にくぼみが多い人は、臭い玉ができやすい。
③ 免疫力の低下・体調不良
- 風邪や疲れがたまると、扁桃腺の働きが弱まり、臭い玉ができやすくなる。
3. 歯科的にできる臭い玉の予防・対策
臭い玉を防ぐには、口腔内の清潔を保つことが重要です。歯科的な視点からできる予防法を紹介します。
① 歯磨きを徹底する(特に奥歯)
- 歯の磨き残しが多いと、細菌が増えて臭い玉の原因になる
- 特に 奥歯の磨き残し に注意する
✅ ポイント
✔ 歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使う
✔ 夜寝る前の歯磨きを特に丁寧にする(寝ている間は細菌が増えやすい)
② 舌苔(舌の汚れ)をケアする
- 舌の奥に舌苔がたまると、細菌が増えて臭い玉ができやすくなる
- 舌ブラシ を使い、優しく舌を清掃する
✅ ポイント
✔ 1日1回、朝に舌を軽く磨く(ゴシゴシこすりすぎない)
✔ 口臭が気になる場合は、歯科で舌クリーニングを受けるのもおすすめ
③ 口呼吸を改善する(鼻呼吸の習慣をつける)
- 口呼吸が続くと、口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなる
- 鼻呼吸を意識し、寝るときに口テープを使うのも効果的
④ うがいでのどの奥を清潔にする
- 殺菌効果のあるマウスウォッシュや塩水うがい で、口の中やのどを清潔に保つ
✅ おすすめのうがい方法
✔ ぬるま湯+塩でうがい(殺菌効果あり)
✔ 歯科医院で推奨されるマウスウォッシュを使用
⑤ 歯科医院での定期的なクリーニング
- 歯石やプラーク(歯垢)を取り除き、細菌の繁殖を防ぐ
- 口臭が気になる場合は、歯科医院での相談が有効
4. どうしても臭い玉ができる場合の対処法
✅ ① 綿棒や専用器具で取り除く(無理に押し込まない)
- どうしても気になる場合、 清潔な綿棒や専用の膿栓除去器で軽く押して出す
- 強く押しすぎると扁桃腺を傷つけるので注意!
✅ ② 耳鼻咽喉科での診察
- 頻繁に臭い玉ができる場合、 扁桃腺を専門に診てもらうのも選択肢
- レーザー治療で扁桃腺のくぼみを浅くする 方法もある
5. まとめ:臭い玉を防ぐには歯科的ケアが重要!
臭い玉は、扁桃腺に溜まった細菌や食べかすが固まってできるもので、口腔内の環境が大きく影響しています。
✅ 歯磨きを徹底し、舌の汚れを取り除く
✅ 口呼吸を改善し、鼻呼吸を意識する
✅ うがいを習慣にして、口の中やのどを清潔に保つ
✅ 歯科医院で定期的なクリーニングを受ける
臭い玉が頻繁にできる方は、 まずは口腔内を清潔に保つことから始めてみましょう!
歯科医院で相談することで、 口臭や歯周病のチェックも同時にできるため、気になる方はご来院お待ちしております😊
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