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小児歯科でよく使われるお薬って?カロナール細粒とケフラール細粒の基礎知識
今回は、お子さんの歯科治療後によく処方されるお薬「カロナール」と「ケフラール」について、保護者の皆さんに役立つ情報をお届けします!
小児歯科では、治療後の痛みや腫れ、感染症の予防・治療のためにお薬を使うことがあります。
でも、「この薬はどんなもの?」「副作用は大丈夫?」と不安になることもありますよね。
そんな保護者の皆さまの疑問に、お答えしていきます😊
● カロナール細粒ってどんなお薬?
「カロナール」は、アセトアミノフェンという成分のお薬で、痛みや発熱を和らげる効果があります。
「細粒タイプ」は小さなお子さんにも飲ませやすく、味も甘く工夫されているので安心です。
カロナールは、赤ちゃんから使える安全性の高いお薬として、小児医療の現場ではとてもよく使われています。
歯を抜いた後の痛みや、虫歯による歯の痛み、熱が出たときなどに処方されることが多いです。
ただし、熱がないのに解熱の目的で使ったり、飲みすぎたりしないよう注意が必要です。
体重に応じた適切な量を、医師の指示通りに飲ませるようにしましょう。
● ケフラール細粒ってどんなお薬?
「ケフラール」は、セファクロルという成分の抗生物質(抗菌薬)で、主に細菌による感染症に使われます。
歯の根の先に膿がたまっているときや、炎症をともなう腫れがある場合に処方されることがあります。
ケフラールは、小児用としてちょうどよい濃度の製剤で、1日2〜3回、体重に合わせて使われます。
風邪などで使われる抗生物質と同じ系統のお薬で、比較的副作用が少ないのも特徴です。
ただし、まれに下痢や発疹、アレルギー反応が出ることがあります。
飲み始めてから何か気になる症状があれば、すぐに歯科または小児科に相談しましょう。
また、抗生物質は「元気になったから」といって途中でやめないことが大切です。
途中でやめてしまうと、菌が完全に退治されず、再発や耐性菌の原因になってしまいます。
● お薬を安全に使うポイント
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体重に応じた量を守ること
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食後に飲ませることで胃への負担を軽減
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抗生物質は必ず最後まで服用する
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副作用が出た場合はすぐに受診する
お子さんがお薬を嫌がることもあるかもしれませんが、無理に押し込むよりも、ゼリーやジュースに混ぜたり、冷やして味を感じにくくするなどの工夫もできます。
薬剤師さんに相談すると、飲ませ方のコツも教えてもらえますよ。
歯の治療は大人でも緊張するもの。小さなお子さんにとっては、もっと大きな出来事です。
そんなとき、お薬は治療の一部として、痛みや感染から守ってくれる大切なサポーターです。正しく使って、安心して治療を終えられるようにしてあげたいですね😄
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