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抜歯後に痛いのはなぜ?原因と対処法をわかりやすく解説
歯を抜いた後、「あれ?時間が経ってから痛くなってきた…」と不安になったことはありませんか?
実はこの痛み、異常ではなく、むしろよくある反応なんです。
今回は「抜歯後に痛みが出る理由」を、歯科的な視点からわかりやすくご説明します。ぜひ参考にしてください😜
■ 抜歯後の痛み、実は“自然な反応”なんです
親知らずを抜いたときも、その場では痛みなし→半日後からズキズキという流れがよくあります。
① 傷口の炎症による痛み
歯を抜くということは、骨や歯茎に外科的ダメージを与える処置です。抜いたあとの穴(抜歯窩)には血が溜まり、それが**かさぶたのような役割(血餅)**を果たして治癒が進んでいきます。
このとき、炎症反応として痛みや腫れが出るのは体の自然な反応です。**切り傷や打撲と同じように「治すために反応が起きている」**と思ってください。
② 骨や神経への刺激
特に奥歯や親知らずなど、骨を削る処置を伴う抜歯では、骨膜や神経が刺激されて痛みが出やすくなります。
骨には痛覚が豊富なので、多少のズキズキは仕方がないのです。
■ でも、注意が必要な痛みもあります
抜歯後に起こる「正常な痛み」とは別に、放っておくと悪化する場合もあります。
【要注意】ドライソケット(乾燥性ソケット)
抜歯後にできるべき血餅(血のかさぶた)がうまくできずに溶けてしまった状態です。
このとき、骨がむき出しになり、強い痛みが出ることがあります。
特徴的なのは、
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抜歯後2~3日たってから急に強く痛み出す
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ズキズキがどんどん強くなる
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口臭がきつくなる
などの症状。自然に治ることもありますが、基本的には歯科医院で洗浄や薬の処置を受けた方が早く楽になります。
■ 抜歯後の痛みを抑えるには?
抜歯後は以下の点に注意しましょう:
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抜いた当日はうがいを控える
→強いうがいで血餅が取れると、ドライソケットの原因になります。 -
処方された痛み止めは我慢せず飲む
→我慢せず、「痛くなる前」に飲むのがコツです。 -
冷やしすぎない
→冷やしすぎると血流が悪くなり、治りが遅くなります。痛むときは保冷剤をタオルに包んで5〜10分ずつが目安です。 -
喫煙・飲酒・激しい運動はNG(最低2日間)
■ まとめ|抜歯後の痛みは“治るためのサイン”
抜歯後の痛みは、体が自然に治そうとしている証拠。だいたい2〜3日がピークで、1週間以内には落ち着くのが一般的です。
ただし、痛みがどんどん強くなる・口臭が気になる・膿が出るなどの症状があれば、早めに歯科医院に相談しましょう。
「痛み=異常」ではないことを知っておくと、必要以上に不安にならずに済みますよ😊
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