大阪狭山市、富田林市、河内長野市にお住いの皆様こんにちは！金剛駅前にあるこうち歯科金剛おとなこども矯正歯科です🦷✨
オールオン4で起こるトラブルとは？知っておきたいリスクと対策
インプラント治療の中でも人気の高い「オールオン4（All-on-4）」。
4本のインプラントで全体の歯を支えるため、短期間で噛める歯を手に入れられることが大きな魅力です。
しかし、どんな治療にもリスクやトラブルはつきもの。
今回は、オールオン4で実際に起こり得るトラブルや注意点をまとめて解説します。これから治療を考えている方はぜひチェックしてください。
■ 1. インプラント周囲炎（歯周病のインプラント版）
オールオン4の最大のリスクのひとつが「インプラント周囲炎」。
これは、インプラントの周囲の歯ぐきや骨が細菌感染を起こし炎症になる状態です。
原因はプラーク（歯垢）がたまりやすいことや、歯磨き不足、定期メンテナンスの怠りなど。
初期は痛みや腫れが軽いことも多いですが、進行するとインプラントがグラつき、最悪の場合は撤去が必要になります。
対策：毎日の丁寧なケアと歯科での定期検診・クリーニングが重要です。
■ 2. ネジの緩みや破損
オールオン4はインプラント体に人工歯（上部構造）を固定するためにネジを使います。
強い力や噛み合わせの問題で、ネジが緩んだり破損したりすることがあります。
ネジの緩みは歯のグラつきの原因になり、不快感や痛みを伴うことも。
早めに歯科医師に相談すれば、再締め付けや交換で対処可能です。
■ 3. 骨の吸収・インプラントの露出
オールオン4は骨の少ない患者さんでも対応可能ですが、骨が十分でないとインプラント周囲の骨吸収（減少）が進む場合があります。
骨が減るとインプラントが露出し、安定性が損なわれたり感染リスクが高まったりします。
対策：術前の十分な骨評価、骨造成手術の検討、術後の適切なケアが不可欠です。
■ 4. 神経損傷や痛み
稀にインプラント埋入の際、顎の神経や血管を傷つけることがあります。
その結果、しびれや違和感、持続的な痛みを感じるケースも報告されています。
神経損傷のリスクを減らすため、術前のCT撮影による綿密なシミュレーションが必須です。
■ 5. 審美トラブル（見た目の問題）
オールオン4は人工歯を固定するため、歯の形や色、歯列のバランスが合わない場合があります。
特に歯茎のラインや歯の長さが不自然に感じられることもあります。
適切な設計と調整で改善可能ですが、術前にしっかりイメージ共有を行うことが大切です。
■ ■ まとめ：トラブルを防ぐために大切なこと
オールオン4は高い満足度を誇る治療法ですが、トラブルもゼロではありません。
重要なのは「信頼できる歯科医院を選ぶこと」と「治療後のケアを怠らないこと」。
-
術前にしっかり説明を受ける
-
術後の歯磨きやメンテナンスを継続する
-
異常があれば早めに相談する
こうしたことが、快適で長持ちするインプラント生活の秘訣です🤗
その他のブログはこちら📌金剛駅から徒歩1分の歯医者｜こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科
📍 こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科
📞 TEL：072-289-8148
⏰ 診療時間：9:00～18:00（休診日：木・日・祝）
