大阪狭山市、富田林市、河内長野市にお住いの皆様こんにちは!金剛駅前にある、こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科です🦷✨
オールオン4に「歯茎部分」はなぜあるの?必要なの?
オールオン4は、片あご4本のインプラントで人工歯を支える、全顎的なインプラント治療です。
その見た目をよく見ると、白い歯の部分だけでなく、ピンク色の歯茎(ガム)部分もついています。
「このピンク、必要?」「天然の歯茎に合わせられないの?」と感じる方も少なくありません。
■ 歯茎部分(人工の歯肉)はなぜ必要?
理由1:歯を支えていた骨や歯茎が大きく失われているため
歯を失ってから時間が経つと、あごの骨や歯茎が自然に吸収されてボリュームが減ってしまいます。
このまま白い歯だけを作ると、長すぎる不自然な歯になってしまいます。
👉 そこで、見た目を自然に整えるために人工の歯茎でボリュームを補うのです。
理由2:お手入れや清掃性のため
ピンクの部分が適度に厚みを持って設計されていると、インプラントと人工歯の接合部に汚れがたまりにくくなり、清掃しやすくなります。
理由3:かみ合わせの安定
歯だけでかみ合わせを支えるよりも、歯茎部分も含めて補綴物(上部構造)を設計した方が、噛み合わせの高さ・バランスが取りやすく、長期的に安定しやすいというメリットもあります。
■ 歯茎部分がないタイプはあるの?
ごく一部の症例(骨や歯茎の吸収が少ない場合)では、天然歯のようにピンク部分が不要なケースもあります。
ただしその場合は、
-
非常に精密な設計・埋入位置が必要
-
技術的な難易度が高く、費用も上がる
-
骨の状態が良好な人に限られる
などのハードルがあります。
■ 歯茎部分があることのデメリットは?
-
「口元の見た目が少し入れ歯っぽく見える」と感じる方も
-
食べカスがたまりやすい→専用のブラシやフロスが必要
-
発音に最初少し違和感が出ることがある(慣れます)
ですが、多くの患者さんは1~2週間で慣れ、見た目も自然に仕上がっています。
■ まとめ:自然な見た目と機能性のために必要
オールオン4における人工歯茎は、単なる“飾り”ではなく、見た目の自然さ・噛む力の分散・清掃性を考えた重要なパーツです。
✅ 歯茎部分があるからこそ、
✅ 少ないインプラント本数で自然な仕上がりが実現できる。
これが、オールオン4の大きな魅力でもあるのです。
その他のブログはこちら📌金剛駅から徒歩1分の歯医者|こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科
📍 こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科
📞 TEL:072-289-8148
⏰ 診療時間:9:00~18:00(休診日:木・日・祝)