大阪狭山市、富田林市、河内長野市にお住いの皆様こんにちは！金剛駅前にある、こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科です🦷✨
プラークとバイオフィルムから考える、歯科検診の大切さ
歯科医院にご来院いただく患者さんの多くが、「毎日しっかり歯を磨いているのに、なぜ虫歯や歯周病になってしまうのか？」と疑問を持たれます。
実はその答えの一つが、「プラーク」や「バイオフィルム」という見えない敵にあります😨
プラークとは、歯の表面に付着する細菌のかたまりです。食べかすと思われがちですが、実際には細菌とその代謝物からなる粘着性の強い膜状物質です。
そして、このプラークが時間の経過とともに成熟すると、「バイオフィルム」と呼ばれるさらに強固な構造になります。
バイオフィルムは、単なる汚れではありません。細菌同士がネットワークを作り、外部からの攻撃に耐えられるように防御システムを整えています。
この状態になると、毎日の歯磨きでは完全に除去することが難しく、薬やうがい薬も内部まで届きにくくなります。
その結果、歯肉に炎症を起こし、歯周病を進行させたり、虫歯の原因になったりするのです💦
特に問題なのは、こうしたプラークやバイオフィルムが、自覚症状のないまま静かに進行してしまうこと。
初期の虫歯や歯周病は痛みがないため、気づいたときにはすでに大きな治療が必要になっていることも少なくありません😥
そこで重要なのが、「定期的な歯科検診」です。歯科医院では、肉眼では見えないプラークやバイオフィルムを専用の器具や染め出し剤で可視化し、しっかりと除去することが可能です。
また、歯科衛生士によるプロのクリーニング（PMTC）を受けることで、日々のブラッシングでは取りきれない汚れをリセットできます。
さらに、検診では歯や歯ぐきの状態をチェックし、虫歯や歯周病の初期段階での発見・対処ができます。
定期的なメンテナンスを続けることで、将来的に大きなトラブルを防ぐことができ、結果的に歯を長く健康に保てるのです。
歯科検診は「治療のために行く場所」ではなく、「病気を防ぐために通う場所」へと変わりつつあります。3〜6ヶ月に1回のペースで、ぜひ検診を習慣にしてください。
プラークやバイオフィルムを放置しないためにも、そして自分の歯を一生使うためにも、歯科検診は欠かせない習慣です。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください😊
ご予約お待ちしております🌼
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