親知らず（おやしらず）とは
10代後半から20代前半に生えてくる奥歯のことです。
上顎と下顎の両方に1本ずつ、最大4本生えることがありますが、全員に生えるわけではなく、もともと生えてこない人もいます。
親知らずが問題になる理由
親知らずは、以下のような理由で問題を引き起こすことがあります
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埋伏（まいふく）している
- 親知らずが完全に生えず、歯ぐきや骨の中に埋まったままの状態。
- 一部だけ生えると、歯ぐきが炎症を起こしやすい（智歯周囲炎）。
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斜めや横向きに生える
- 他の歯を押して痛みや歯並びの乱れを引き起こす。
- 隣の歯（第二大臼歯）がむし歯になりやすくなる。
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むし歯や歯周病のリスクが高い
- 奥に位置するため、歯みがきがしにくく、汚れが溜まりやすい。
- むし歯や歯周病になりやすく、周囲の歯にも悪影響を及ぼすことがある。
親知らずを抜くべき場合
以下のような場合は、抜歯を検討したほうが良いとされています。
- 痛みや腫れを繰り返す
- 歯並びに悪影響を与えている
- むし歯や歯周病になっている
- 歯の清掃が困難でトラブルの原因になりそう
- 矯正治療の妨げになる
ただし、問題を起こしていない親知らずは、無理に抜かなくてもよい場合があります。
親知らずの抜歯について
親知らずの抜歯は、歯の生え方によって難易度が変わります。
抜歯の流れ
- 診察・レントゲン撮影（CTを撮ることも）
- 局所麻酔の実施
- 歯ぐきを切開して歯を抜く（埋まっている場合）
- 縫合し、数日後に抜糸（必要に応じて）
抜歯後の注意点
- 抜歯後は腫れや痛みが出ることがある（特に下の親知らず）。
- 出血を抑えるために、強くうがいしない。
- 2～3日はアルコールや運動を控える。
- 抜歯後しばらくは固いものを避け、刺激の少ない食事をとる。
親知らずは、生え方によって抜くかどうかを判断する必要があります。
痛みや炎症を繰り返す場合は、ご相談ください☺
特に横向きに生えている場合は、放置すると隣の歯にも悪影響を及ぼすことがあります。
📍 こうち歯科金剛おとなこども矯正歯科
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