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ジルコニアの歯とは?メリットと将来性、対象外の方について歯科医が解説
近年、インプラントや被せ物の素材として「ジルコニア」という言葉を耳にする機会が増えました。
見た目が美しく、耐久性も高いジルコニアは、審美歯科・インプラント治療で非常に人気のある素材です。
今回は、ジルコニアのメリット、将来的にどう良いのか、そして使用できない(もしくは適さない)ケースについて、歯科医の視点から詳しく解説します。
ジルコニアとは?
ジルコニアとは、「酸化ジルコニウム」というセラミックの一種で、人工ダイヤモンドとしても知られるほど高い硬度を持つ素材です。
歯科では、主に被せ物(クラウン)やブリッジ、インプラントの上部構造として使用されます。
ジルコニアのメリット
1. 優れた審美性
ジルコニアは自然な白さと透明感があり、特に前歯など見た目が重視される部位に最適です。金属を使わないため、歯茎との境目が黒ずむ心配もありません。
2. 高い耐久性
非常に硬く、すり減りにくく割れにくいため、長期間使用できます。金属と同等かそれ以上の強度を持ちながら、見た目はセラミックという理想的な素材です。
3. 金属アレルギーの心配がない
金属を一切使わないので、金属アレルギーの方にも安心です。長期的に体に優しい治療素材として注目されています。
4. 汚れが付きにくい
ジルコニア表面は非常に滑らかで、プラーク(歯垢)が付きにくいのも特徴。虫歯や歯周病のリスク軽減にもつながります。
将来的にジルコニアを選ぶと何が良いのか?
ジルコニアは、長期的な安定性と身体へのやさしさが魅力です。10年、20年と使い続けても変色しにくく、金属製の被せ物のような腐食や見た目の劣化がありません。
また、歯茎の退縮が起きた場合でも、金属の露出がないため、審美的な問題が起きにくいのも長所です。つまり、「今もきれい」「将来も安心」な素材として、治療後の生活の質(QOL)向上に大きく貢献します。
ジルコニアが適さない(対象外)ケースは?
どんな素材にも万能はありません。ジルコニアにも注意が必要な場合があります。
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強い歯ぎしり・食いしばりがある方:ジルコニアは非常に硬いため、咬み合わせによっては周囲の歯を傷めてしまう恐れがあります。
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極端にスペースが少ない場合:ジルコニアは強度がある分、ある程度の厚みが必要です。狭い部位では使用が難しいことがあります。
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柔軟性を要するケース:金属や他の素材の方が適している場面もあるため、症例によっては他の材質が勧められることも。
まとめ
ジルコニアは、見た目の美しさと耐久性、そして身体への優しさを兼ね備えた、非常にバランスの良い歯科素材です。
将来的にも見た目が変わらず、虫歯や金属アレルギーのリスクも低いため、「一生モノの歯」を考える方におすすめです。
ただし、すべての人に適しているわけではないため、歯科医とよく相談したうえで、最適な素材を選びましょう😊
ご相談お待ちしております🎵
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