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【Allon4】基礎疾患がある方も治療できる?歯科医が解説
オールオン4は、失った歯を効率的に補うインプラント治療の一種で、「しっかり噛めるようになりたい」「入れ歯が合わない」という方にとって理想的な選択肢です。
しかし、**高血圧・糖尿病・心疾患などの基礎疾患がある場合、手術は本当に安全なのか?**という不安を抱く方も少なくありません。
今回は、基礎疾患がある方がオールオン4治療を受ける際に注意すべきポイントと、治療可否の判断基準について解説します😊
オールオン4とは
まず簡単におさらいですが、オールオン4とは、片あごに4本のインプラントを埋め込み、10本以上の人工歯を支える治療法です。
骨の少ない方でも適応できる場合があり、手術当日に仮歯を装着できるという大きなメリットがあります。
基礎疾患がある方でも治療できるのか?
● 治療可能なケースが多い
実は、基礎疾患があるからといって、すぐにオールオン4が受けられないというわけではありません。
現代の歯科治療では、医科との連携を取りながら、安全に手術を進める体制が整っています。
以下のような基礎疾患の方でも、全身管理のもとでオールオン4治療を受けられるケースが多いです:
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高血圧(コントロールされていれば可)
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糖尿病(HbA1cが7.0以下を目安)
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心疾患(主治医の許可と連携のもと)
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骨粗しょう症(服薬内容により要確認)
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肝疾患・腎疾患(内科的評価が必要)
● 医科との連携が重要
手術前には、既往歴・服薬内容・全身状態を詳細に把握します。必要に応じて、内科主治医からの紹介状や診断書をもとに、安全性を検討します。
当院では、必要があれば治療当日に心電図モニターを使用したり、血圧・血糖値の管理を行ったうえで手術を実施しています。
治療が難しいケースとは?
以下のようなケースでは、安全性を最優先し、オールオン4を延期または中止することがあります:
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コントロールされていない重度の糖尿病(HbA1c 8.0以上など)
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術前に心筋梗塞や脳卒中を起こして間もない方
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免疫抑制剤を使用中の方(治癒能力の低下)
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強い骨吸収抑制薬(ビスフォスフォネート)を長期内服中の方
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出血傾向のある疾患や抗凝固剤服用中で調整ができない場合
ただし、完全にNGではなく、主治医と連携をとりながら慎重に進めることで実施可能な場合もあります。
まとめ
オールオン4は画期的で魅力的な治療法ですが、基礎疾患のある方には事前のリスク評価と全身管理が必要不可欠です。
現在持病をお持ちの方でも、適切な管理がされていれば手術可能なケースは多く、あきらめる必要はありません。
まずは、歯科医院で自分の健康状態について正確に伝え、必要があれば医科と連携したうえで、治療の可否を判断してもらいましょう。
是非、ご相談ください😄
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